【完】今日もキミにドキドキが止まらない



「そうだぞ、日菜ちゃん!まだ諦める案件じゃない!面談だって早く終わるかもしんねぇしさ!もう一度、クリスマス作戦に向けて我々とスタッフミーティングをしよう」



いつからスタッフミーティングになったんだ、と思いながら私は唇をすぼめた。


クリスマスを一緒に過ごせないことは残念だけど、でもそれ以上に私は引っかかっていることがあるんだ。



「工藤くん、昨日……なんかいつもと違った気がするんだよね」


「風邪引いたか、瑠色の奴」


「ううん。そうじゃなくて。なんだろう……考え事……してる感じだった」



それも深刻に。