眉根を寄せてその不機嫌さを隠すこともなく露にする。 う、嘘……。 工藤くんがこんなことを言ってくるなんて。 頭の中が渋滞を起こす。 昨日、逢坂くんが言った言葉はどうやら工藤くんに聞こえていたらしい。 片想い宣言されたことが気になって眠れなくて、私からの連絡を待ってたなんて、そんな嬉しいことある……? 「どんだけ頭ん中お前でいっぱいにすれば気が済むの?なにこれ。テロ?」 驚いた私が伏せた顔を上げれば、工藤くんの顔の近さに心臓がドキドキと暴れ出した。