トンっ……と、私の頭の横に手をついて逃げ道を塞ぐ工藤くん。 なんてナチュラルな壁ドンなんだろうと感動する暇もなかった。 「お前のせいだろ?」 「えっ?」 工藤くんの大きな瞳が私をしっかりと捉えていた。 寝不足が私のせい……? 「なに?昨日のアイツ」 「アイツって……もしかして……逢坂くんのこと……?」 「他に誰がいんの?気になって寝れるわけないだろ。片想いってなんだよ。お前から連絡だってしてこねーし」 「……っ、」