「……逢坂くんは、やっぱり優しいね。なんにも変わってなくて嬉しくなっちゃったよ。それに、逢坂くんが後悔することなんか一つもないよ?」 立ち向かう勇気があの頃の私にはなかっただけ。 「お前、ホント変わったな。こんなハッキリ言える奴じゃなかっただろ」 そう言われて頭に浮かんできたのは工藤くんの顔だった。 今目の前にいるのも、話しているのも逢坂くんなのに。 「変わりたいって思ったから……」 私を変えてくれたのは、やっぱり工藤くんだから。