まかさ……ね? けれど、次の瞬間この世には存在しないはずのモノの声がハッキリと聞こえた。 「………ひ……な」 「…………っ!!!!」 ヒィーーーーー!!!!! で、でたぁぁぁぁぁぁぁ!!!! 私は咄嗟に走り出していた。 それはそれは金メダリストを目指すアスリートかのように。 世界大会もぶち切り優勝だ。 ここで止まったら二度と工藤くんに会えない世界に連れていかれる!!! 無我夢中で階段を降りて気づけば図書室の前まで辿り着いていたのだ。