「んで、この確率を求める時は同じ数を使って---」
うん、なるほど!
紅茶を飲みながら工藤くんに大の苦手な数学を教えてもらう。
「え、工藤くんすごい!解りやすい!」
ゆっくり丁寧に教えてくれるおかげで、一つ一つ問題が理解出来るようになってきた。
さすが、特進科トップの工藤くんだなぁって、改めて関心してしまった。
「褒めすぎ」
「ううん!先生より解りやすいもん!こういう教え方が出来るって、やっぱり塾に行ってたからかな?」
身を乗り出して問いかける私に、工藤くんは目を丸くした。
私……なにか変なこと聞いたかな?
「中学ん時だけど。なんで塾行ってたって知ってんの?」
ドキリっ……!!!!



