【完】今日もキミにドキドキが止まらない




もう、それくらい工藤くんに会いたいと思ってしまう。

工藤くんにおはようってもう何日言えていないんだろう。


朝が苦手な工藤くんの顔や、おはよって返してくれる声を脳内に映し出してみる。


私の頭の中には工藤くんの引き出しがこれでもかってくらいにある。


うん、ちょっと元気回復……!



その時、教室に入ってきたクラスメイトの会話が聞こえてきた。



「図書室は今日も特進科の人達ばっかりで、使えないって感じだったね」


「ね。普通科のウチらじゃ肩身狭いもん。あんなところに居れないわ」


ふむふむ。
特進科ってことは、工藤くんも図書室にいるのかな?



「てか、見た?工藤くんと日野原さん。ホントお似合い。そもそも、あんなの見せつけられたら勉強どころじゃないよね」