「反抗期の時に、あたしが作った。中学生なった時にな。薔薇の情報って、あんまり出てこーへんやろ?あれは、うちの参謀が、情報操作して、ネット上には絶対情報が流れへんようにしてる。未だにな…」
どんだけ調べても、薔薇のメンバーの顔であったり、名前であったり、個人情報はネットでは出てこない
直接会った人しか、あたしらの情報は持てない
「薔薇は人数そんなに多くない。最初の2年くらいは、ずっと4人しかおらんかった。チームというか、そのメンバーでつるんでるだけ。でも次第に大きくなって、気づけば西で有名になってた」
「…だからあんなに杏は強いんだね」
「凄くモヤモヤしてた部分が、あなたが薔薇の総長だったという事で、晴れました」
みんな東堂に驚けばいいのか、薔薇の総長に驚けばいいのか戸惑ってるが、笑って聞いてくれている
よかった
変に距離おかれなくて
「てかすげーじゃん!どうやって、No. 1なるんだ?」
朔は、俺らも燃えてきた!と言いシュッシュと腕を動かしている



