愛は惜しみなく与う②

それに!! 
と紗羅ちゃんは付け加えてあたしの手を取る


「杏ちゃんと同じ学校で、同じクラスだなんて、嬉しい!友達がいるなら、あたしも学校頑張れると思う!だからよろしくね?」


と、友達!!!なんて素敵な響き!!
薔薇の時も、メンバーに女はいた。でも友達っていうか、同士っていうか、戦仲間というか…

純粋な女友達は初めてかもしれへん!!!


「こ!こちらこそ宜しく!!楽しみにしてる!」


ぶんぶんと紗羅ちゃんの手を振って握手しておく。痛いと呟いた紗羅ちゃんの声で我に返る


「ごめん、あたし馬鹿力やねん!痛かった?」

「んーん?ちょっと激しかったかな?」

笑って紗羅ちゃんは答えた。
本来女の子とはこうあるべきやな。あたしも来世はこうなろう


「よし、とりあえず帰るわな!一応戸締りだけしときや!」

「うん、本当にありがとう!蕪木先輩にも、御礼言っといて?また明日」


またね。
そう言って別れた

るんるん

なんか凄い気分がええわ

バイクまでスキップして飛び跳ねていくと、泉が笑っていた