愛は惜しみなく与う②


ってゆうても、まぁ学校来るか来んかは、紗羅ちゃん次第しやし…
あたしらも毎日いる訳ではないし…

でも紗羅ちゃんは目をキラキラ輝かせて言った


「あたしも、明日から学校いく!!」


う、嬉しいぞ!学校に女友達!!
しかもこんな可愛い子…


「泉!聞いたか?クラスにもう1人女の子やで!!」


「……聞いてた」

「反応薄いなぁ!あのむさ苦しい教室が、ちょっと爽やかになるんやで!?」


あぁ…神様。教室に花が咲きます…


「ま、杏が嬉しいなら、いいんじゃね?」


そう言って泉はバイクの方へ歩き出した。
やったー!嬉しい嬉しい!


「紗羅ちゃん!無理せんと、来たいときにおいでや!担任も好きな時に来いゆうてたし!ほんでちなみに明日から、テストやし!」


せや。明日から来てもええけど、テストや。
まぁ、あれくらいなら大丈夫かな


「杏ちゃん、本当に今日はありがとう。元カレも…蕪木先輩にあぁ言われたら、何もしてこないと思う。本当に…来てくれてありがとう」


ニコニコと丁寧にお礼を言う紗羅ちゃん