愛は惜しみなく与う②


神田先生も長谷川さんを心配していた。
あたしがもし親なら、あのクラスに娘は入れたくない。
悪い奴らちゃうけど、まぁな

ほんま男しかおらんし…



「長谷川…?あたし長谷川紗羅って言うの。もしかして…同じクラス?」



「へ???」



なんて?


「あたし、長谷川紗羅!!クラス男の子しかいなくて…蕪木先輩とも確か2年は同じクラスだったはず…」


えーーー!!!こんな偶然ある!??


「ほな不登校の長谷川さんって、紗羅ちゃんのこと?え、同じクラスやん!すご!」


泉は、興味なさそうにタバコを吸ってる
いやいや、凄いことやん!こんな奇跡!!


「え?杏ちゃん同じクラスってこと?あの男だらけのクラスに通ってるの?」


驚いた顔の紗羅ちゃんに、吹き出してしまった

たしかにそんな反応になるよな。でも…


「せや。あたしも今年から引っ越してきて、北蓮見に転入した。あたしも最初の1ヶ月くらいは学校行ってへんかったけど。最近行き出してん」


これは今すぐ帰ってみんなに言いたい!あたしらのクラスのもう1人の女の子!!