愛は惜しみなく与う②


「えええええ!?!?!紗羅ちゃん北蓮見なん!?!」


泉と同じ学校???え?


「そう。一年の時は数回だけど、通ってたんだけど、2年になって一度も行ってなくて…」

「ま、まって?あたしも北蓮見やねん」

「え?ほんとに?杏ちゃんも?」


やばいやばい。心臓が早いぞ?

そういえば紗羅ちゃんは高校でこっちに引っ越してきて、最近不登校になったって言ってた。友達もおらんって…



そりゃ北蓮見やったら、友達という女友達は、できひんわな!


「……こんな奴いたかな」


泉は首を傾げている。泉はそう言うことは全く覚えてなさそう。


「まさか、杏ちゃんと蕪木先輩が付き合ってたなんて!びっくりだなぁー!」


ニコニコ笑う紗羅ちゃん。いや、付き合ってないよ?
そう言おうとしたら泉に遮られる


「付き合ってるように見えるのか?」


なに聞いとんねん!


「え?はい。じゃないんですか?一緒にテレビも見てたって。お邪魔しちゃいましたよね?すみません」

謝る紗羅ちゃんに、何故かご機嫌な泉は、気にするなと笑っていた