アパートは下に4部屋、上に4部屋の二階建てで8部屋ある小さなアパートだ
周りには数軒家が建ってるだけで、街灯も少なく、女の子が1人で歩くには怖いような雰囲気
「……あれじゃね?」
泉が指を差す方向をみると、アパートの2階の廊下で、ウロウロしている男がいた
明らかにあやしい
「俺が行く。待ってて」
泉がアパートの方へ歩いていく。わざと足音が聞こえるように靴を鳴らして泉は歩く。
その音に気づいたのか、怪しい男は道路を振り返る
そしてハッとしたように、フードをかぶった
いやいや、怪しすぎるやろ
紗羅ちゃんの部屋は確か、1番左側。階段登って1番奥や
泉はアパートの階段を登り、男とすれ違う
男は階段付近で泉を避けて、じーっと見ていた
そして紗羅ちゃんのドアの前に行った時、男は声を出す
「お、お前か?あたらしい男は」
…こりゃ元カレか!あんま顔覚えてなかったけど、今思い出した!
あたしもアパートに向かって走り階段を登る
「お前、だれ?」
泉の声が聞こえて、階段で足を止めた



