「せ、セフレってひく?」
「はぁ?」
子犬のようなウルウルした目で慧はあたしに尋ねる。ひくって…?
「今は…そんな事してないから。もうやめたから」
「??うん?まぁ、それは慧の自由やし、お互い同意の上なら、ひくも何も…利害一致でええやろ」
何をそんなこと…
人のあり方は色々ある。
慧だって、家庭の事情もある。あたしの家に最近はずっといるけど、それまでは、女の子に家泊めて貰ってたって聞いてるし
「お前、淡白だな」
「どこがよ。熱血やってよく言われるわ」
「いや、まぁそうなんだけどさ?あんまりそう言うの気にしないんだな」
朔は、ふーんと言って前を歩き出す
そういうのって…どういうの?
慧はほっとした顔をして、元通り。泉は相変わらずあたし達の後ろを歩いている
「杏は、そういう男いねーの?」
黙って前を歩く朔が突然切り出した。さっきの話からして、身体の関係ある人ってこと??
「……おらんよ」
「なんだよ!!今のちょっとした間(ま)は!!!」



