「カッカッカッ!
千夏ちゃん!霧島にたかったか!」



「はい!!


ラガーマンで日本代表だとお金も
いっぱいあるでしょうし!!」



「カッカッカッ!
横のニュージーランド代表の方がもっとろー


しかも千夏ちゃんはお嬢様じゃねーか!」



「親のお金ですので!」



「立派になって!


おーし!霧島!今日はお前が車出せ!」



「えー!なんでですか!」



「俺とレオは飲む」



『飲む。』



「くそー!
今日はいい事がねーぜ。


嬢ちゃんにはたかられるし、
車は出して酒は飲めねーし」



「レオの歓迎会も兼ねてるんだ!
そんぐらいやれ!」



「あー、もう!はいはい!
やりますよ!」



『何言ってる分かる?』



『分からないが、楽しいことだけは分かる』



『そっか、なら良かったね。』



『あぁ、日本に来て良かった。
ありがとな千夏。』



『....ふふ、こっちこそありがとう。
こんな素敵な世界に引き入れてくれて』