一途な執事と甘いティータイム




「2人ともさすがだねー。私は平均取るのがやっとなのに」



「そんなことないよ!美菜子なんて英語満点じゃん!」



「えへへ、英語だけは得意なんだ」




この場に美菜子がいてくれて良かったよ。



それじゃなきゃ今頃、私たちは険悪ムードだ。




「それにしても……なんで毎回お昼休みに私たちのところに来るの?」




最近なぜか大河が一緒にお弁当を食べるようになった。



──とは言っても、私のようにシェフに作ってもらったお弁当ではなく、大河はいつも購買のパン戦争に参加して、最近お気に入りだという焼きそばパンだけど。



それが最近のブームらしい。



なんていう大河の様子はどうでも良くて、この状況にちょっと……いや、かなり迷惑をしている。



せっかくの美菜子との時間を邪魔しないで欲しい。




「いいじゃん、菓乃ちゃんと一緒にお昼食べたいし」



「大河とお昼食べたい子なんてたくさんいるでしょ?」



「そんな俺を邪魔者みたいな扱いしないでよ」



「だって邪魔だもん」