一途な執事と甘いティータイム




***



テストが終わり、数日後。



先生たちの仕事が早くすぐに採点されて返ってくる。



全てのテストが返却された後に迎えたお昼休み。




「結果どうだった?」



「大河に教える必要ないじゃん」



「俺、数学96点!」



「だから、聞いてもいないってば」



「釣れないなぁ、菓乃ちゃんは」




何がしたいのか、しつこく点数を聞いてくる。



まぁ、大河も負けず嫌いだからなぁ。



それにしても……




「悔しい」



「ん?なに?」



「なんでもない」




なんで私が大河より点数下なの?



悠生に教えてもらった応用問題も無事に解けたのに、私の点数は90点。



悪くはないけど大河に負けたことだけは許せない。



しかも数学だけに限らず、全教科見事に大河に一歩及ばず。



そんなこともありちょっとムカついている。