一途な執事と甘いティータイム




「すごい」




さすが成績学年トップの優等生。



説明がすごくわかりやすい。



授業ではなかなか頭に入って来なかった問題もスラスラと入ってきた。



それがとても気持ちよくて、ついでにと何問も質問してしまった。



確か、悠生は経済学部に行くんだって言っていたけど……




「ここで執事なんかしてないで学校の先生とか塾講師目指したらいいのに」




素直にそう思った。




「んー、確かに勉強することは好きだし考えたこともあるけどそれはないかな」



「……なんで?」




私のそばから離れ、向かいの椅子に座った悠生。



教えて貰っているあいだずっと体や顔が近くて困ってたから安堵する。




「俺は菓乃と一緒に桜宮グループを引き継ぐつもりだから」



「……へ?」