一途な執事と甘いティータイム




「へぇーアイツとチューね。しかも名前呼び……はぁームカつく」




悠生のことになると極端に口が悪くなる大河。




「まぁまぁ、大河くん落ち着いて?」



「だってさ、菓乃ちゃんは俺の婚約者だったのに……俺のもの取られるって悲しすぎない?」



「いや私、大河のものになったつもり1ミリもないんだけど?」



「うーん、大河くんの辛さもわかるけど、小さい頃から会いたいって思ってた2人の運命の出会いだから仕方ないのかも。大河くん、大人しく諦めよ?」




ポンポンと肩を落とす大河を慰める一方で、私は菓乃たちを応援してるとエールを送ってくれる美菜子。




「そんなぁ、美菜子ちゃんまで見放さないで」




優しくもあり残酷な美菜子に大河はさらに落ち込んでいたようだった。




「まぁ、でもいいよ。俺だって恋愛引きずるようなタイプじゃないし……
親の決めた結婚はあまり乗り気じゃなかったからねー」




とは言いつつ、「菓乃ちゃんのことは今でも結婚したいくらいだーいすきだよ」なんて言うからいろいろと矛盾してる。