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「かーのちゃん」
「げっ……」
「ねぇ、毎回その反応どうにかならないの?」
「うん、さすがにちょっと酷いよ」
「ね!そうだよね、美菜子ちゃん」
どういう成り行きなのかわからないけど、美菜子と大河は仲良くなったらしい。
きっとそのきっかけはこの前の学校祭。
あの日私が2人組の男の人にナンパされていなくなった時、大河も一緒に探してくれていたと美菜子が教えてくれた。
多分その時、2人の間で何かがあったんだと思う。
女ったらしでチャラい大河だから美菜子に薦めたくはないけど、並んでいる2人を見ればなんだかお似合いな気がする。
ただ困っているのは……
「美菜子は私の味方でいてよ!」
「もちろん、私は菓乃の味方だよ?」
時折大河の味方になってしまうこと。
仲がいいのはいいんだけど、大河に取られてしまうのは気にくわない。



