一途な執事と甘いティータイム




***



「かーのちゃん」



「げっ……」



「ねぇ、毎回その反応どうにかならないの?」



「うん、さすがにちょっと酷いよ」



「ね!そうだよね、美菜子ちゃん」




どういう成り行きなのかわからないけど、美菜子と大河は仲良くなったらしい。



きっとそのきっかけはこの前の学校祭。



あの日私が2人組の男の人にナンパされていなくなった時、大河も一緒に探してくれていたと美菜子が教えてくれた。



多分その時、2人の間で何かがあったんだと思う。



女ったらしでチャラい大河だから美菜子に薦めたくはないけど、並んでいる2人を見ればなんだかお似合いな気がする。



ただ困っているのは……




「美菜子は私の味方でいてよ!」



「もちろん、私は菓乃の味方だよ?」




時折大河の味方になってしまうこと。



仲がいいのはいいんだけど、大河に取られてしまうのは気にくわない。