一途な執事と甘いティータイム




「ねぇ、有嶋先輩からなんて言われたの?」



「なんてって?」



「告白よ、告白!」



「……っ、けほっ、ごほっ」



危ない。



レモネードが気管に入るところだった。



レモンの酸味が余計に喉を刺激する。



「ちょっと動揺しすぎだよー」



「そんな事言われてもっ!」



動揺しちゃうよ……



だって、この教室には張本人の有嶋もいるし。



「ここで話したら聞こえちゃうかもだし…」



「大丈夫だよ。有嶋先輩も接客で忙しそうだし」



美菜子の視線の先を見ると、紳士的な笑顔で次から次へとやってくるお客さんの相手をしていた。



相手の女の子はちょっぴり顔を赤らめている。



有嶋も結構モテるんだね。