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「菓乃お嬢様、どうかされましたか?」
委員会終わり、学校からの帰り道。
有嶋と2人きりになったものの、大河から聞かされたあの話が頭をよぎって、有嶋とどう接したらいいのかわからない。
大河の言ったことは本当に事実なのか。
それすらもまだわならない。
「……別になんでもない」
お嬢様呼びをやめてと言う気力もなく、ボソリと呟いた。
「そうですね…帰ったら久しぶりにティータイムにしましょうか。ティーには合いませんが、菓乃お嬢様の好きなポテトチップスも準備しておきますよ」
どんな風の吹き回しだろう。
有嶋が私に気を使ってる?
私の様子がおかしいから?
あれもこれも有嶋のせいでもあるんだけど。



