一途な執事と甘いティータイム




***



「菓乃お嬢様、どうかされましたか?」



委員会終わり、学校からの帰り道。



有嶋と2人きりになったものの、大河から聞かされたあの話が頭をよぎって、有嶋とどう接したらいいのかわからない。



大河の言ったことは本当に事実なのか。




それすらもまだわならない。



「……別になんでもない」



お嬢様呼びをやめてと言う気力もなく、ボソリと呟いた。



「そうですね…帰ったら久しぶりにティータイムにしましょうか。ティーには合いませんが、菓乃お嬢様の好きなポテトチップスも準備しておきますよ」



どんな風の吹き回しだろう。



有嶋が私に気を使ってる?



私の様子がおかしいから?



あれもこれも有嶋のせいでもあるんだけど。