ガラクタだらけの ゴミ屑みたいなこの世界で 信じられるものなんて なにひとつ無いはずだった。 ◆ 「俺んとこ、もどってこいよ」 暗闇の中でまばゆく輝くその金は ──わたしにとっての、唯一の光。 STRAY CAT 【完】