くたびれたノートを腕に抱えて歩く。 書記の仕事は、ユート先パイからプリントをもらったりノートを渡してもらったりしてやっていた。 でも今日は外せない用があるとかで、自力で生徒会室に置きにいかなきゃならないのだ。 書記のノートは、校外に持ち出し禁止だから、置きにいかないと帰れない。 レオ先パイ、いないといいなぁ。 でもきっといるよなぁ…。 「お疲れ様です…。」 もうどうにでもなれ…と諦めて生徒会室に入る。