生徒会室には、私とレオ先パイの2人だけしかいない。



視線を下に落として、レオ先パイの言葉を待つ。




「この前の…、本気なんだね?」



「は…、はい…。」




「…………わかった。

 たくさん嫌な思いさせてごめんね。」



嫌な思いなんか…!



そう思ったけれど、振った私にはそれを言う資格はない。







こうして、私とレオ先パイの関係は完全に終わった―――