4人で近くのショッピングモールをブラブラしてランチをした。

ランチの時に、空さんにアドレスを聞かれ取りあえず交換しておいた。

「萌、私そろそろバイトだから、帰るね。」

「そうなの?ねぇ~、空君どう?私としてはおススメなんだけど」

「ん~、考えておくね。もう、遅れそうだから、じゃあね!」

3人に手を振って足早に立ち去った。

本当は、バイトまでまだ時間はあったが早くあの場から去りたかった。

男の人達といると緊張するし、居心地の悪さを感じてしまう。

ふと、翡翠には最初からそんな事は感じなかったなと思った。

翡翠といる時は、胸のドキドキはあったがいつも一緒に居たいと

思う自分がいた。

こんな事があって、改めて翡翠の存在を感じたいと思った。