新しい年に入り、私の学校生活も1年と少しになっていた。

2月に入りバレンタインのもうすぐとなったある日のこと

私はいつもの様に学校で授業を受けていた。

「瑠璃、何か顔色が悪い気がするんだけど・・・大丈夫?」

「ん~、なんかここ最近体調悪くて・・まあ、大丈夫だよ。」

「だったらいいけど、何かあったら休んでよ」

「うん、ありがとね」

そう、最近何となく調子が悪い。微熱が続いている感じ。

妖狐になってなんか変わったのかな?

後で、翡翠に相談してみよう。

そう考え、午後は早退し、デュパンにもお休みする事を告げて

早めにマンションに戻った。