私は声が震えないようにお腹に力を込めた。 「何とかする。してみせる」 詩子が私の隣に並んだ。ちょっと戸惑っているようだったが、自分の胸をとんと叩いて「だって友達だもんね」と笑った。 小さな「ありがとう」という声は、しっかり私たちの耳に届いた。 「────面白い話してんな、がきんちょども」 そんな声と共に、障子がすっと開いた。