茉莉は目を見開いて俺を見つめる。


ベッドに叔父の手紙を置いて、そんな茉莉の手を握った。


「2人なら家が寂しくないだろ?」


手を握りしめる。



茉莉は

笑顔で何回も頷いた。




あ~、可愛い。


好き、好き。


つーか


「抱きたい」


こんな可愛い顔されたら抱きたくなるってば。


体が自然と茉莉をベッドに倒していた。


叔父の手紙とメロンパンがベッドから落ちる。


〈や、優しくしてね。朝、痛くてコワかったの〉


真っ赤な顔をして俺にキスをする。