父さんと母さんは、お前が可哀想で仕方がなかったけど、お前を愛していたから手元に置いていました。
でも、お前が肺炎になった時にすぐに病院に連れていけなかった時がありました。
その時“自分は光輝を守れない”と思ったみたいで。
お前が3歳の時、やつれた顔をして母さんが私の所にお前を連れてきました。
『借金が返せるまでこの子をお願いします』と一言だけ言って。
光輝、お前は父さんと母さんに愛されてたから私の家に来たのです。
そして、2人は光輝に会いたくなるから、と言って手紙を受け取らなかったのです。
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