涙を止めることが出来ずに頬を濡らしながら家に帰った。
家に帰ると少し腹が減ってたから、朝買ったコンビニの3つのパンの内、メロンパンだけを持って自分の部屋に向かった。
ギィ……
ドアを開けると朝の部屋の状態のまま。
箱がその辺の床に転がっていて手紙が色んな所に散らばっている。
「朝、茉莉がこの部屋にいたんだよな」
ベッドに座ってメロンパンを置き、手紙を何通か拾う。
手紙を開いてみると鉛筆で書かれた文字が所々にじんで読めなくなっている。
茉莉の涙のあと。
茉莉は何を思って泣いたんだろ。
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