茉莉は必死に首を横に振る。


俺のこと好きなんだろ?


だったら、もっともっともっと愛されてる実感をちょうだい。


「ホテル行こ」


もう学校なんていい。


満たされたい。


〈ダメだよ。学校に行かなきゃ。……光輝、怖いよ〉


さっきからブルブルと震えてる手を動かしながら、目に涙をためている。


コワい?なんで?


好きだったらセックスくらい出来るだろ。


俺は茉莉が怖がってるのを無視して腕をつかんだ。


「こいよ!」





強引に腕を引っ張り、近くにあるラブホに無理やり連れていった。