急いでコンビニの外に出ると茉莉は公衆電話の隣に座って、コンビニのレジで見かけたピザまんを食べていた。 胸をなで下ろし、ゆっくり彼女に近づく。 茉莉は全然、俺が近づいていることに気づかずに、ピザまんを食べきった。 普通だったら足音が聴こえるけど茉莉の場合は足音に気づくことが不可能。 音に気づけないのは本当に不便で危険。 後ろから車が近づいている音だって聴こえない。 実際、前それで事故に遭ったことがあるらしい。 俺が変わってあげれたらいいのに……といつも思う。