茉莉は俺が渡した150円を店員に渡し、レシートと買ったものが入っている袋を受け取った。
「ありがとうございました」
機嫌を直した店員は、茉莉の後ろに並んでいた客の会計をする。
買ったものが入った袋を持って、茉莉は真っ直ぐ入り口に向かう。
え!?礼も言わず先に帰るの!?
ちょっとひどくね?
「茉莉、入り口で待っとけよ!わかった!?」
俺は彼女の背中に一方的にそう言い、急いで近くにあったチョコパンとクロワッサンとメロンパンの3つのパンを買った。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…