ラフなシャツワンピで彼の両親に会うわけにはいかない。 美華が身を翻したところで、博人がその手を掴む。 「そのままでいいよ」 「え、でも」 「全部用意するから」 博人のキャリーバッグも玄関にそのまま。美華は博人に強引に肩を抱かれ、部屋を後にした。