「お前、今日、うちの親になに言ったんだ」
帰ってくる早々、千紘がそう言ってきた。
あのあと、すぐ麗花から連絡があったらしい。
『……千紘さん、貴方、ちゃんと真昼さんに生活費渡してるの?』
と言われたそうだ。
「この女が全部呑んでしまっただけですよ、と思ったが、言わないでおいてやったぞ」
と言われ、ちょうどテレビの部屋の方に料理を運んで、膝をついていた真昼は、お奉行様を前にした下手人のように、ありがとうございます、とその場で土下座する。
「今度から、お金は考えて使います」
「……うん。
別にいいから、ご飯にしてくれ。
俺も一緒に呑んだんだ。
同罪だしな」
はい、と言って、真昼は鍋を取りに行った。
「なにも買わずに帰りかけてたんですけど。
お義母様から電話があってから、怪しい激安スーパーに行ったんですよ。



