千紘さんのありがた~いお話

 そう真昼が思っていると、

『明日の夜。
 船で一緒にお食事でもどうかしら?

 なんでもご馳走するわよ』

 ふふふ、と笑って麗花は言ってくる。

 真昼は大感激して、スマホを握りしめ、

「ありがとうございますっ!
 これで一食分浮いたので、千紘さんに美味しいものを食べさせてあげられますっ」
と思わず口走り、楽しく船旅をしている義母を不安に(おとしい)れてしまった。