千紘さんのありがた~いお話

 




 それから一年後――。

 早朝、子どもが生まれ、重々しく頷いた千紘が言った。

「朝に生まれたから、この子は朝と名付けよう」

 それを聞いた真昼は笑って言った。

「やっぱり、私、貴方とは、長く一緒にやっていけそうな気がします」





                      完