千紘さんのありがた~いお話





 三人は、真昼には、お土産のお礼に、愁子には、此処まで真昼を連れてきてくれたお礼に、ということで、アイスを買ってくれた。

 みんなで、店の前に置かれたベンチで食べる。

「百人一首大会、合同なんだ?」

「そう。
 体育祭と一緒。

 一般の人も参加可能だよ。
 お祭りみたいなもんだから。

 真昼さんもおいでよ」
と愁子に言われる。

 愁子は大会のために、児童書のところで、百人一首の本を見ていたようなのだ。

「だって、子ども向けの方が絶対、わかりやすく、無駄なくまとめてあるでしょ」
と言う。