千紘さんのありがた~いお話

 思わず、そう思ってしまったが、違ったらしく、真昼は歩いて棚まで行くと、小さな引き出しを開けていた。

 中から出してきたゴミの分別表を見ながら、真昼は言う。

「スーツケースって、どうやって捨てるんでしょうね」

「オモリをつけて、ダムに沈めるんじゃないか……?」