千紘さんのありがた~いお話

 いや、誰にもモテた覚えはないんですが……と思いながらも、

「お、お風呂入れてきますね~」
と言って、真昼は逃げ出した。

 その間も、千紘は真昼の釣書と写真を眺めながら、ひとり呑んでいるようだった。