千紘さんのありがた~いお話

「男と見込んでって。

 センセー、さっき、俺のこと、ゲームのキャラで言えば、遊び人って言ってませんでしたっけ?

 っていうか、門馬……?」
と言いかける哲夫の肩をまた叩く。

「何を言うっ。
 遊び人は、賢者になれるんだぞっ、と鈴木が言っていた!」

「……あの辺の連中ですか。
 俺のこと、くそロクでもない感じに言ってんのは……」
とちょっと疲れたように哲夫は呟いていた。