「あの人、急いで結婚決めたいみたいなのに、好みがうるさそうだったから、あんたしかいないと思ったのよ」
と言いながら、峰子は、まだ机の中をごそごそしている。
「なんで?」
私も変わり者だから波長が合うとでも?
と思っていると、
「自慢の姪だからに決まってるじゃない」
と言って、はい、と千紘の写真をくれた。
おばさん……とちょっと感激しながら、その写真を見る。
整った顔はそのままだが、旅行のスナップ写真を引き延ばしたやつのようで、ちょっと画像が荒いし、少しよそを向いている。
普段の千紘さんの方が格好いいな、と笑ったとき、
「だから、保険こっちに入り変えてよ。
で、子どもができたら、こっちね」
ともう入るのが決定であるかのように、いくつかパンフレットを千紘の写真を持った真昼の手の上に載せてくる。
そっちが本音ですか。
さっきの感動的なセリフはまがいものですか、と思って見ていると、
「はい、あげる」
と峰子はごまかそうとしてか、パンフレットの上にパステルカラーの飴をポンと置いてきた。
と言いながら、峰子は、まだ机の中をごそごそしている。
「なんで?」
私も変わり者だから波長が合うとでも?
と思っていると、
「自慢の姪だからに決まってるじゃない」
と言って、はい、と千紘の写真をくれた。
おばさん……とちょっと感激しながら、その写真を見る。
整った顔はそのままだが、旅行のスナップ写真を引き延ばしたやつのようで、ちょっと画像が荒いし、少しよそを向いている。
普段の千紘さんの方が格好いいな、と笑ったとき、
「だから、保険こっちに入り変えてよ。
で、子どもができたら、こっちね」
ともう入るのが決定であるかのように、いくつかパンフレットを千紘の写真を持った真昼の手の上に載せてくる。
そっちが本音ですか。
さっきの感動的なセリフはまがいものですか、と思って見ていると、
「はい、あげる」
と峰子はごまかそうとしてか、パンフレットの上にパステルカラーの飴をポンと置いてきた。



