「あ、ごめん。
ちょっと待ってねー」
と言い、覗き穴から見ると、書類らしきものを持った人が立っていた。
しばらくして電話に戻った真昼は言った。
「……集金だった、地区のー。
自治会館建て替えるとかで、一万円持ってかれたー……」
『どうすんの、それ』
と呆れたように言う菜子に、
「いい。
まだ缶詰あるから……」
と多少、声が小さくなりながらも言う。
今朝もサバの味噌煮缶だったが、千紘も自分もサバの味噌煮が好きなので、それとお味噌汁とお漬物で朝食は美味しくいただけた。
『旦那、怒らない?
うちは食事手抜きだと、めちゃ怒るよー』
「だって、昨日、一緒に楽しく呑んだんだもん。
大丈夫だよー」
と言った瞬間、いつも無愛想な千紘の顔が頭をよぎった。
大丈夫。
うん、きっと……と思いながら、少し話して電話を切る。
ちょっと待ってねー」
と言い、覗き穴から見ると、書類らしきものを持った人が立っていた。
しばらくして電話に戻った真昼は言った。
「……集金だった、地区のー。
自治会館建て替えるとかで、一万円持ってかれたー……」
『どうすんの、それ』
と呆れたように言う菜子に、
「いい。
まだ缶詰あるから……」
と多少、声が小さくなりながらも言う。
今朝もサバの味噌煮缶だったが、千紘も自分もサバの味噌煮が好きなので、それとお味噌汁とお漬物で朝食は美味しくいただけた。
『旦那、怒らない?
うちは食事手抜きだと、めちゃ怒るよー』
「だって、昨日、一緒に楽しく呑んだんだもん。
大丈夫だよー」
と言った瞬間、いつも無愛想な千紘の顔が頭をよぎった。
大丈夫。
うん、きっと……と思いながら、少し話して電話を切る。



