千紘さんのありがた~いお話

「いやあ、すまんすまん。
 そこに、コーンがあったから、そこも車止められるのかと思ってな」

 龍平の近くにある売り物のコーンを見ながら、そちらに歩いて行くと、
「先生っ」
と龍平が驚き、

「千紘さんっ」
と真昼が声を上げた。

 えっ? と龍平が真昼を振り返る。

「もしかして、真昼さんのヤクザのご主人って、先生っ!?」

「誰がヤクザだ……」