本を手にベッドに寝転がると、いい匂いがした。 真昼の香りだ、と笑う。 ちょっと幸せな気持ちになった。 ……なんか向こうから、凄い音がしているが、まあ、見ないでおこう、と千紘は閉めたドアの方を窺いながら思っていた。