「ともかく、その如意棒をつっかえ棒にして、戸が開かないようにしたつもりだったんですけど。
強く押し込んだわけでもなかったので、普通に開くし。
引き戸、二枚あるやつだったので、よく考えたら、反対側も開くし。
お母さんにガラッて開けられて、
『あんた、なにやってんの』
って。
私としては、親に叱られて、立てこもってたつもりだったんですけどねー。
お母さん、転がった如意棒見ながら、
『ご飯よ』
って。
――どうかしましたか? 千紘さん」
「いや……なんかお前相手に真剣に考えているのが莫迦莫迦しくなってきたところだ」
と言うと、真昼は、
はあ。
なにを考えるんだろうな、という顔で、食べ終わった皿を片付け、お風呂にお湯を張りにいってしまった。
強く押し込んだわけでもなかったので、普通に開くし。
引き戸、二枚あるやつだったので、よく考えたら、反対側も開くし。
お母さんにガラッて開けられて、
『あんた、なにやってんの』
って。
私としては、親に叱られて、立てこもってたつもりだったんですけどねー。
お母さん、転がった如意棒見ながら、
『ご飯よ』
って。
――どうかしましたか? 千紘さん」
「いや……なんかお前相手に真剣に考えているのが莫迦莫迦しくなってきたところだ」
と言うと、真昼は、
はあ。
なにを考えるんだろうな、という顔で、食べ終わった皿を片付け、お風呂にお湯を張りにいってしまった。



