酒を呑んだせいか、早くに眠くなったので、すぐに寝たが。
早くに寝すぎて、変な時間にぱっちり目が覚めてしまった。
つい、何度もトイレに行ってしまうと、そのせいか、千紘が起きてきた。
「眠れないのか」
「あっ、すみませんっ」
と廊下で真昼は慌てて謝る。
「なんだか眠れなくて。
引っ越すとき、教科書持ってくればよかったです」
と言って、
「何故、教科書」
と言われた。
「開くとすぐ眠れるんです。
あと、英語のCDとかも眠れます」
と言うと、千紘は、
「ちょっと待て」
と言って、一度、リビングの方に戻っていった。



