殺す少女と堕ちる男達 1

「おい秀一、ブラックしまえって。ナルが怖がってんだろ」

「ブラック?それはなんのことでしょう?」

オレンジ男に綺麗な笑みで問うメガネオト、 藤崎。その顔にオレンジ男の顔が引き攣る。

「い、いえ、なんでもないです」

「それは良かったです」

それだけ言うと、紅茶を飲み始めた。

「あー、気にすんな。それより、俺の名前も覚えてねぇんだろ……俺は拓哉だ。拓也って呼べよ」

『 ……………ん、拓哉な』

「あぁ、ってかお前ほんとに女か?男みたいな喋り方だな」

あぁー確かに。なんで私が男口調かっていうと、
昔からそうだったから。としか言いようがない。
あと、ずっと男世帯で男に囲まれてたから、何となく移った。ってか私が女言葉喋ったら普通に気持ち悪いだろ。