殺す少女と堕ちる男達 1

そんなこんなで食事をたべ終わった。
因みに、ほかのメンバーの友也と圭からも卵焼きを拝借した。脅したら泣きながらくれたので、よく味わって食べた。うん、うまかった。

それから今は樹と瞬と家を出て、西城組本家に向かっている。家は、西城組の広い敷地内にあるのだ。

「「「お疲れ様です!」」」

「「お疲れ様っす!」」

こうして門の前で私たちに頭を下げてくれるのは西城組の組員達だ。

『 お疲れ』

「おつかれ」

「お疲れさん」

こうして私達も毎朝出迎えてくれる組員達に挨拶をする。そして本家の建物に入り、長い廊下を歩いて、大きな襖の前で足を止める。

『 若、参りました』

「おぉ、来たか。入れ」

『失礼します 』

中から、声が聞こえてきてから襖をあけ、そして中に私を先頭に3人で入る。緊張感の漂う、独特の空気が流れる。

「朝早くにご苦労だったな」

『 いえ、とんでもない』

「そうか。今日の任務は秋原組の破壊だ。麻薬を扱っているとの情報が入った。他にも法に触れるようなことを数え切れないほどやっている。だが、組員は全部で350人。巨大組織の上凶暴だ。気をつけろ」

『了解しました 』

「動かすのはお前ら3人とトップ10名の、計13人だ。決行は夜8時。やれるか?」

『 はい、もちろんです』

「よし、位置づけはお前に任せる。お前の方が俺よりもメンバーのことを理解しているからな」

『 はい、お任せ下さい』

「よし。ってことで仕事の話はここまでだ。体制を崩してくれ」

若こと西城組若頭 西城 琉がそう言った瞬間、その場の空気がまったりしたものに変わる。